写真とコトバの練習帳

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「日本酒ナビゲーター認定講座」を受けてきた

普段、地方ではなかなか受けることのできない日本酒を学ぶ講座を、幸運にも受けられる機会に巡り合いました。ただすすめられたものを飲むことしかできなかった私にとって、この講義は大きな革命となりました。

日本酒ナビゲーターとは?

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「日本酒ナビゲーター」とは消費者を対象とし、日本酒をより楽しむことを目的として制定された資格です。専門用語や原料、製造方法と共に、その歴史や文化、それぞれの香りの特徴を踏まえた楽しみ方を学べ、受講後には「日本酒ナビゲーター」の認定証がもらえます。希望者には、数週間後に認定カードも送られてきます。

授業の流れは?


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先生は「お酒愛」にあふれた日本酒のスペシャリスト

「日本酒ナビゲーター」講座は、日本酒学講師認定者が主催する講座を受けることで取得することができ、講師によって講義の進め方には個性があるそう。

今回講師を務めた先生は「大越 智華子」先生。ご両親が酒販店を営まれていたため、お酒への興味を持つことはごく自然のことだったそうです。日本酒のみならず、お酒全般に対するとても深い知識をお持ちの方で、講義を通して本当にお酒が好きなんだなと感じました。

授業は先生が作ったテキストをもとに

テキストと番号のついた紙が置いてある席に着きます。そのテキストを元に授業は進んでいき、ご想像の通り紙の上に置かれていくお酒の唎酒をしていくという流れです。

日本酒の専門用語の説明や、日本酒の作られ方、日本酒を飲む上で注意したいことなど、日本酒への愛を交えながらの非常に熱い講義でした。たくさんの知識を教えて頂き、日本人でありながら國酒である日本酒の知識を持たずに、ただ飲んでいただけの自分がなんだか恥ずかしくなってしまいました。

講座で飲んだお酒は?


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講義では6種類のお酒が出されました。紙には1から順番に数字がふってあります。

フルーティーなお酒は?一番力強いお酒は?あっさりしたお酒は?と聞かれて当てるというもの。私は全くわからずでした。テイスティングのプロになるにはなかなか遠い道のりを要しそうです。

お酒とのマリアージュ


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東京での講義の際は生のチーズをご用意くださるそうですが、今回は抹茶チョコレート、クルミ入りのプチケーキ(写真にはありませんが)、プロセスチーズ、ナチュラルチーズが用意されました。素人考えで、チョコレートやチーズは赤ワインと合わせるものと思っていたので、日本酒のおつまみにこのラインナップは驚きました。しかし、チーズと日本酒はかびつながりなので相性がいいとのこと。食べて納得しました。同じチーズでも、発酵度合いの違うプロセスチーズとナチュラルチーズの両方が用意されているところにこだわりを感じますね。

講義の中でもお話があったのですが、日本酒と合わない食べ物を探す方が難しいのだそうです。日本酒はほとんどの食べ物とマリアージュしてしまう万能のお酒。先生はワインにもとてもお詳しくソムリエの資格もお持ちなのですが、ワインの勉強の際に赤と白それぞれに合わない食べ物を覚えるのがとても苦痛だったと言われていました。

日本酒は日本の誇り

日本酒は、日本の湿気の多い気候から生まれた日本生まれのお酒。酒器を変えれば味が変わり、温度や時間でもまた変わる。飲み始めると、体を少しずつあたためてくれる。このようなお酒は世界をみても他にないそうです。

 

この後、お酒の縁で集まった人たちがお酒を酌み交わす「酒縁会」というものが行われました。当初の予定をはるかに上回る方々が参加されたそうで、とっても楽しい会でした。また、この時わかったのですが、酒造メーカーさんや、飲食店の方、ソムリエ、バーテンダーの方などお酒に関わる様々な方が先ほどの講座を受講されていました。そして、この時しきりに言われていたのが、「日本酒は世界から注目を浴びている」ということ。広島の酒造メーカーさんも今は台湾や中国、インドネシアなどアジアに向けてどんどんと営業活動をされているそうです。私たちは、これから2020年の東京オリンピックに向けて日本酒をどんどんアピールしていくべきであり、日本人として日本酒のすばらしさを世界に伝える必要があると感じました。